【チーム】夏合宿2022 ~5,6年生編~

大変お待たせしました。
このブログでは8月5日(金)~7日(日)の2泊3日で行われた、5,6年生の夏合宿について書いていきます。
選手たちがどのような経験をしてきたのか、この記事で知ってもらえたらと思います。

本題に入る前に、今回も怪我や体調不良により合宿に参加できなかった選手が数名います。
仲間たちと思い出を共有できなかったこと、選手として貴重な経験を積めなかったこと、当人たちにとっては大きな出来事です。
そういった部分でチームとして違和感を生み出さないように選手のケアも意識しながら現在までトレーニングを重ねてきました。次の合宿に向けてまたチーム一丸となっています。


今年の夏合宿は去年冬と同様、茨城県波崎で開催される「あおぞらCUP」に参加してきました。
慣れた宿舎、出場経験のある大会ということで選手たちもいくらか緊張が和らぐ部分もあったのではないでしょうか。

ただ、今回は真夏の2泊3日です。おまけに試合は普段より時間が長い20分ハーフということだったので、体力的に最終日まで持つのかが心配でした。
さらに言うと、合宿直前まで体調不良で活動を休んでいた選手も数名いたので、チームの状態としては正直かなり不安定な状態でした。

前回はU-12もU-11も同じ会場で試合を行っていたのですが、今大会では別々になりました。
U-12は前と同じ会場だったので変わらずバス移動、U-11は別会場で約20分ほどかけて徒歩で会場に向かうことに。当然帰りも歩きなのでなかなかにしんどかったと思います。3日間通してある意味いいトレーニングになりました。

大会は2つのグループに分かれての予選リーグがあり、上位2チームが決勝トーナメントに進めます。
当然はじめましてのチームばかりで、どのような展開になるのか楽しみでした。

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試合はどちらのカテゴリーもゴールに迫る場面は作れていたのですが、なかなか得点に結びつけることができませんでした。

極力慣れているポジションでプレーさせていましたが、状況によってはほとんどやったことのないポジションを任せることもありました。案の定不安な反応でしたが、これまでの経験や仲間のアドバイスを活かしてうまいこと適応できていました。

現代の日本人サッカー選手の特長のひとつでもある「ユーティリティ性」、PHOENIXSでもそういったポジションにあまり左右されない選手を育成することを目標にしています。その成果が少し表れた瞬間だったのではないでしょうか。

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各カテゴリー宿舎に戻った後は風呂を済まして夕食を摂ります。
今回もパーテーションで仕切られてはいましたが、みんなで一緒に食事ができました。
食べる量も少し増えたような気がしないでも...?

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少し落ち着いてから学年ごとに分かれてミーティングをします。
主に試合の振り返りと翌日に向けての整理について考えてもらいます。
5年生はそれぞれの考えを発表しながら全員で意見を共有するかたちで進め、6年生は自分たちで話し合ってまとめたものをコーチに発表するかたちで進めていきました。

「個人としてどのようにプレーしていったらいいのか」
「チームとしてどのように戦っていけばいいのか」
自然と2つの視点で視野を広げて考えることができているところには成長を感じました。
特に論点を理解して自主的に行動できているところは6年生さすがでした。

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今回の合宿ではここまでのサイクルを2日分行うことができたわけですが、そのおかげで芯の通った内容にすることができました。

体力は日々消耗していきましたが、チームとしてのまとまりは日に日に良くなっていきました。
最後までそれぞれの全力を尽くして戦い、結果以上に大きなものを得ることができたはずです。

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もう間もなく冬の合宿が始まります。
体調をしっかり管理して、怪我にも気をつけながら合宿までの期間を充実させていきたいです。

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