【チーム】冬合宿2021(5,6年生) 前編

今回のブログは11月6日~7日で開催した合宿についてです。

前編と後編に分けて合宿の詳細をお届けしていきます。



コーチたちの気持ち、選手たちの気持ちを一緒に感じてもらえたら嬉しいです。



なお今大会は5年生と6年生でカテゴリーを分けて出場していたのですが、筆者が5年担当だったため内容に少々偏りが出てしまうと思います。あらかじめご了承ください。


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「緊急事態宣言が明ける」

それが現実味を帯びてきたことで、私たちの頭の中では『合宿』の二文字がよりはっきりと形どっていく感じがしていました。



PHOENIXSにとっての合宿はただの思い出作りではなく、親元を離れてチームメイトと寝食を共にすることで人間的・社会的な成長を望める貴重な機会だと捉えています。



去年の夏・冬と今年の夏はコロナウイルスによる情勢を考慮してやむを得ず中止となってしまったので、やっと開催できるのかと嬉しくなりました。


選手たちに合宿開催を伝えた時も、楽しみにしている様子がうかがえました。






~当日~

当然のように朝早かったので、バス車内では仮眠をとる選手もいれば、まるで修学旅行気分のように騒がしくしている選手も。さすがに釘は刺しましたが。(笑)

遠征とは言え茨城県なので会場までは休憩含めても3時間程度で着いてしまいました。



この日は雲のない天気だったので、日差しが芝生の緑を鮮やかに引き立てていました。


グラウンドを見ただけで、選手たちも相当心躍ったはずです。



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いよいよ大会が始まるというところで選手たちに伝えたことは、

・最初から全力で

・球際に強く

・ボールコントロールを丁寧に

・最後まで集中を切らさない

いつもと同じです。

多少緊張は感じましたが、思いのほか気合が入っているようにも見えました。



さあ5年生の初戦、どんな立ち上がりになるかと伺っていたらなんと

流れるようなパスワークを駆使した美しいカウンターアタックが炸裂!

先制点をものにしました!


それからは更に選手たちのプレーに勢いが増し、「やれる!」「いける!」という思いがこちらにも伝わってきました。


しかしそんなに甘くなく、相手が試合のペースを掴み始めてからは防戦一方に。

最終的には失点を許して逆転負けを喫しました。



もちろん悔しい感情もあったでしょうが、当人たちの満足度は比較的高い様子。

なぜなら試合前に伝えた4つの項目をしっかりと実現できたうえでの敗戦だったから。

次はもっと細かいところの質を上げていく。選手たちは既に次の準備を進めていました。



その後2試合を戦いましたが、残念ながらどちらも敗戦。

しかし得点を奪えたり、要所で身体を張って闘っていました。

決して心が折れることなく、最後まで諦めなかったところは本当にすばらしかったです。




一方の6年生はというと

初戦と3戦目は危なげなく勝利し、2戦目に関しては3-3の激闘を繰り広げていました。



両カテゴリーとも1日目の試合を終えたのでグラウンドを離れる前にクールダウンをしました。

かなり疲労していたので、怠らずに身体のケアをすることはとても大事です。

写真は疲れ切って大の字で寝ている様子です(笑)



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順調に勝ち点を重ねた6年生

勝てなかったけど自分たちの実力を十二分に発揮できた5年生

それぞれの手ごたえを戦果に宿舎へと向かいます。




移動中に部屋割は決めておいたので、さっさと風呂に入り夕食をいただきます。

※今回の食事は全てお弁当です。パーテーションで個別に仕切られてはいましたが、全員同じ空間で食事をすることができました。



少し休憩をした後はミーティング。

1日目の振り返りと2日目に向けての意見交換をする時間です。



まずはコーチが介入することなく選手たちのみで考えます。

これまでの合宿では自分のプレーについて考えてもらうことがほとんどでしたが、5,6年生なのでチーム全体のことも振り返ってもらいました。



今回意見で多く挙がったのは、「攻守の切り替え」でした。

攻撃に力を注ぎ過ぎて守備が脆くなってしまったり、守備に力を注ぎ過ぎて攻撃に迫力が出なくなってしまったことをみんなが体感していたようです。



2日目ではその切り替えを改善するために

「攻撃の時にも守備のことを、守備の時にも攻撃のことを考えておく」

これを意識しながら臨むという結論になりました。

※実はこのミーティングが終わった後、自主的に作戦会議が行われていたようです。



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無事に1日目のプログラムを終えあとは寝るだけ、、、

きっとここからが長い部屋もあったことでしょう。(笑)





後編へつづく

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